一か月かけて読む本、3か月かけて読む本。そして

The Origin of Species: 150th Anniversary Edition

The Origin of Species: 150th Anniversary Edition

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いわゆる新書本は数時間で読めるように編集されているそうだ。新書本でもいわゆる名著はあるし一生手元に置いて読み返したいものもあるので一概にはいえないが、ちょっと時間かけて、時にはノートつけながら読んでみたい本というのがある。
ひと月サイクルで読む本といえば古典や何巻もある長編小説だろうなあ。年に何度かそういう本には出合う。外国人の書いた自伝なんかもそんなたぐい、最近ではウオーレン・バフェットやアラン・グリ−ンスパンあたり。一気に読むには飽きてしまうという事情もある。
3か月かけてというとまずは専門書や学術っぽいものががぜん多くなる。情報と経済活動の分析で知られるスティグリッツの本などは「入門」と書かれていてもじっくり読まないと理解できない内容が多いのでいきおい時間がかかる。その他社会科学系の古典などもこういったあたり。やはり学生時代にしっかり読んでおくべき。
そして一生かけて読む本、いや一生手元に置いておきたいという本はこれも古典に行きつく。Plato (プラトン)のDialogue(対話編)やダーウインの進化論あたりが思いつく。そういえばMr.脳科学の茂木先生のBLOGでも進化論の最終部分が美しい文章として紹介されていた。一生か勝ても読み切れないかもしれないがやはりほういった本は原語で読んでみたい。