■

会社行く前、朝のコーヒータイム（幸せにも飲めた日だけですが）に読んでしまうとやめられず遅刻しそうになる雑誌。COUiER Japon、世界中の雑誌、いわゆるクオリティマガジンから抽出した記事を載せている。いまどきこういったニュース記事とというとGoogle Newsのような手法が注目されているが、こちらはあきらかにRSSで集めたような内容だけではなく「編集」の手が加わっており毎号ひとつの主張として読み込める内容に仕上がっている。

http://moura.jp/scoop-e/courrier/

世界でなにがおきて、日本はどう見られているかについては実にうまい引っ張り方をしている。最新号でおもしろかったのは”子供たちを幸せにする「夢の学校」”という記事。日本でも教育再生が叫ばれているが、この記事はヨーロッパで注目される「森」が教える幼稚園ということで森の中でさまざまな活動を通じて五感を駆使して学ぶ様子がセンスの良い写真と共に紹介されている。そういえばうちの近所にも教育の森公園とか林試の森の学習施設など森を教育の場に使おうという場所がある。日本でも思い切ってこういった場所を活用する授業など取り入れたらどうだろう。もうひとつはテロに散ったジャーナリストたちの記事。編集長の言論の自由への思いがこの雑誌に骨を感じさせるなにかをもたらしているのだろう。