江戸古地図探索などは趣味として確立しているしこの世界最近も鬼平ブームなどでファンが増えていると聞く。なんとも楽しくつい時間を忘れるのがYahooのこのサービス、古地図東京めぐり。休日の夜予定がないときの楽しみになりそう。

http://map.yahoo.co.jp/kochizu/

私は特に地図マニアや江戸史跡めぐりは特に趣味というほど関心があったわけではないが、やってみると実にいろんな楽しみができる。まず素朴に自分の住んでいるところ、よく行く建物などなど昔はなんだったんだろうという素朴な疑問は一発解消。どうも我が家のあたりは以前紙ベースでも確認したのだがういわゆる村の百姓地だったようである。なんだ、メインストリートだと思っていた家の前の通りは小川が流れていて道になったのは最近だったのかなんてね。都心西部の会社や大きな建物はもともとは大名関係が多かったようである。私の会社が入っているビルもご多分にもれずそうでした。映画「硫黄島からの手紙」にも登場した西中佐の実家ってこんなに大きいんだ、ほんもののバロン邸!なんてのもすぐわかる。江戸や明治の地図の方が固有名詞入っているので面白い。「実業家・○野なんとか兵」表記がされている。いまじゃ個人情報保護違反だろう。京都や奈良ほどではないだろうが歴史のある街はやはり寺が多い。特に墓所など広い面積をとっていてそれが今は再開発エリアやマンションになっている。

大名・寺社仏閣所有地->明治近代化貢献資本家・元勲->再開発ビル・マンション という流れで東京都心・西部ののまとまった土地は推移してきたわけであるがこれから100年後はどうなるのだろうか。職住分離型再開発から職住一体型大型再開発+公園のような流れができるのであろうか。