成田の夜といっても今日は代々木のよくいく人気ビストロなりたやのことではなく成田空港のこと。日曜の夜もふけてから、用があって成田空港まで往復。車で行く手もあったが帰りにビールでも飲みたくなる可能性大なので行動の自由確保のためにもiPodをお供にリムジンバスで。NEXもスカイライナーも基本夕方までしかないのですね。久しぶりにT−CATに行くと昔ずらーっと各エアラインのチェックインカウンターがあって、廃止後しばらく廃墟になっていたあたりは最近家具のショールームになっていた。T−CATの本来の使命自体がもう終って場所を活かした次の使い方を模索しているのでしょう。しあわせ?なことに20:00発のリムジンは私一人の貸切状態。なにかとっても得した気分。文字とおりプライベートリムジン。Miles DavisのDoo-bop、Robert MilesのDreamland(古!)、EMINEMあたりを聞きながら2タミ(第2ターミナル)もすっとばし直行で南ウイングに50分で到着。ラッキー!ちょっと前に新千歳空港内のホテルに泊まったとき深夜の空港ビル内を歩いたことがあった。小さな明かりと表示の消えたディスプレイの冷たい光がちょっと幻想的だったが夜遅めの成田空港もほぼそんな感じ。日中の、人があふれていろんなアナウンスが飛び交う熱気もなく無機的な近未来都市のよう。時間帯がちがうと日頃よく行くところの見慣れた光景もちょっと違って見える。逆に人生の節目でいろいろお世話になった成田空港でのいろんな思い出が甦った日曜の夜でした。