Willowroad2009-03-18

仕事で山形市に行った。
なんと山形市は初めての訪問。今まで不思議と縁がなかった。新幹線を降りてまだ朝の時間帯(始発で東京を出発)の空気はひんやりと澄んだ感じがして心地よい。まず驚いたのは街並みと建物が新しくてきれいなこと。タクシーの運転手さんは「駅の周辺だけ最近きれいになっただけでなんもないところですよー」とご謙遜。なんもないとはおっしゃるが人口は20数万人、都市機能は一通り充実してそれなりに活気もある様子。
なによりも印象的なのはまわりの山、山....街並みに迫るような山の眺めは圧巻。日々こんな景色を見ての暮らしというのは本当に四季を感じる毎日なのだろうなと思う。
ある程度の都市(人口20数万人以上)で美しい山々(特に冠雪する)に囲まれたところといえば北海道の旭川や新潟の長岡を思い出す。日本の原風景とはいえないかもしれないが山間を切り開き都市を形成してきた日本人にとってこのような地方都市は本来の生活の中核拠点として機能してきたのだろう。
日本は地方都市がいいといっていた友人のことばを思い出した。