Willowroad2009-04-10


試飲会で国産の比較的グレードの高いワインをいくつかいただく機会があった。私は「世界にまずいワインはない」というポリシーなので国産含めあらゆるワインの個性を楽しむのが好きなのだ。節操ないといわないでほしい。
そんな中、最近?の国産ワイン、特に赤の独特の香りは樽にあるのではないかと気がついた。特に最初のぱっと香る部分、性格を決定づける部分でそれを強く感じる。
製造者、品種ははちがえどこの傾向には共通項があるようだ。
熟成感、エキス分が比較的弱いからより強く樽の香りが表に出るのか作り手の別の意図なのかわからないが、ちょっとこの手の国産ものをいただく際はこのあたりの樽の性格の違いなどじっくり観察してみることにしよう。