Willowroad2009-04-15

国内出張日記シリーズというわけではないがこのところ地方都市への出張の機会が比較的多い。今日も北海道は旭川に一泊で出かける。「来場者日本一の動物園」の地位もまじかといわれる旭山動物園を擁する旭川市であるが、今回はホテルと打ち合わせ場所の往復でプライベートな時間はほとんどなし。
北海道で2番目の都市の座を譲ったと聞いたがなかなかどうして結構な都会。駅からまっすぐ延びる商店街も整備されていてそれなりににぎわっている様子。しかしはたと気がついた。30万人都市のメインストリートだから致し方ないといえばそれまでだが目につくのは全国チェーンの会社が経営するお店の看板。居酒屋、コーヒー、美容院、ファーストフード,デパート....。おいおい地元資本の店は何処行ったという感じが正直した。あまり感覚でいっても仕方がないが旭川ならではという店舗がもう少し幅を利かせていてもいいのではという気がした。それともいまや地方都市はこういうことになってしまっているのだろうか。このテーマちょっと研究してみたい。
それにしても地理的にはあの広い北海道のど真ん中というロケーション。空港からの眺めではあるが雄大な眺めに気が晴れる思いがする。残念ながら旭山動物園の来場者も市内を素通りしてしまうそうだが、旭川という都市、どこかせっかくの特徴を生かし切れていないせつなさを感じた。