Willowroad2009-05-03

ちょっとした「異日常」(冒険のような"非"日常ではなく、いつもと異なる日常生活が営まれている場所で過ごす体験を旅行関係者はこう呼ぶらしい)を体験した島を再び船で後にし、今度はバスを乗り継いで一路増毛町に。(「ぞーもー町」でなない、ましけと読みます)。
また酒の話になるがここでの目的は日本最北端の酒蔵という国稀訪問と、日本海と残雪(というよりまだ冬山そのもの)の山々を眺めながらのゴルフ。
到着後、まずは国稀訪問から。あこがれのシャトーに行った気分というといいすぎだが、ここには一度は訪れたいと思っていた。100年の風雪に耐えた酒蔵は風格十分。たいへん親切に案内、説明していただく。試飲も気前よくいろんな種類を勧めてくれる。米の種類によるさまざまな味わいや性格の違いがよくわかる。

北の小さな酒蔵とはいえ訪問客は存外に多いようで見学客などはかなりのもの、たいしたにぎわいである。蔵の方がおっしゃっていたが「本当にいいのは12月ですよ、この時期ならではの珍しい酒もありますよ」とのこと。当然日本海の海の幸も味の濃さを増すころ、うーん、真剣に再訪を考えたくなった。