中山康樹氏(元スイングジャーナル編集長)の新刊「マイルス・デイビス 奇跡のラストイアーズ」をさっそく読む。中山本大好きなのだ。
7年間の沈黙、奇跡の復活から人生を閉じるまでを実際のインタビューや共演者のコメントなどからていねいに浮彫りさせている。知らなかったことばかりだ。
マイルス、もうちょっと楽して生きろよと声をかけたくなるような壮絶な日々がつづられている。まさに才能ある表現者はかくも自分を傷つけるものなのかという世界。

たらればの世界ではあるがプリンスとの共演(共作?)は実現してほしかったなあ。