Willowroad2007-03-25

私はディズニーが好きだ。ランドが特に好きだがSEAやフロリダのWorldも好きだ。残念ながらフランスや中国のにはまだ行ったことがない。さすがに何が好きなのかと聞かれて「ミッキーかわいい〜」というわけにはいかないので一応理屈(屁理屈)はある。そういう意味でディズニーにはビジネス的、カルチャー的関心領域の中でいろいろ惹かれるものがあるということにしておこう。
誰がいってたかは忘れたが、ディズニーのキャラクターの中で擬人化された扱いをされているミッキーやミニー、グーフィーは必ずどんな場面でも白い手袋をつけているそうな。一方でミッキーの飼い犬?のプルートはあくまでも犬なのでゆえに手袋はつけていないらしい。古いDVDやビデオでチェックしてみるとこれはほぼ真実であった。ディズニー世界では人間としての?ふるまいをする象徴が白い手袋なのか。すこし考えてみると制作者は全体の展開の中で「ディズニー社会」の構成員(擬人化された動物)たる要件のシンボルとして手袋を用いて全体の役割設定をインプリシット(非明示的)に訴えているのだろうか。手が使える=人間だから象徴としてはわかりやすい。だとするとディズニー恐るべし。ほかにもどんなサブリミナル的な手法が隠されているかまた楽しみでもある。
この話を日頃いろんな話をする戦友に今日夕飯とりながらしたところ「考えすぎじゃあない、一貫性の問題でキャラクター作った時白い手袋にしちゃったからかえられなくなっただけではないか」とおっしゃる。確かに。一貫性(コンシステンシー)、これもディズニー世界では重要原則なので一理ある意見だと思った。正解のない問題(だれにとって?私だけか)だけに悩ましい。

(注)あくまでミッキー、ミニーの方の世界である。ぷーなどとは別。