Willowroad2007-07-03

中井駅ってどこらへんにあるか想像つくだろうか。
「中井に魚と日本酒のうまい店があるからちょっと足を延ばしていってみよう」というおさそい。ありがたい、うまいものなならどこまでも行くさ。
実は最近びみょうな郊外にうまいものありと思っている。いわゆる繁華街やトレンドエリアは土地代も高く値段に反映されているし、過剰プロデュースも目立つ。大体にしていい店は雑誌や王様のブランチあたりで紹介されるとあっという間に行列店になり時間制限なぞ始める。「ちょっとはずれの場所」がなかなかよい。

さて、この店は評判にたがわず最初から最後まで料理と酒が出る度に興奮(おいしいものいただくと高揚してしまう)の連続。見事な魚を目の前でさばいてくれ次々皿の上に展開されてくる。(写真は九州産のいさき、30センチはありそうな絶品、まさに旬。このあと刺身と寿司になった)
日本酒の品ぞろえもすばらしい。四谷の店で最近「勉強」しているのでいろいろな違いや醸造法のちがいも楽しめた。

伺うと2代、40数年続いたお店だそうな。食にかける情熱はひしひしと伝わるが何の気負いも、客を緊張させる要素も微塵も感じさせない。すばらしくフレンドリーな接客。

ホントにひたすらストレートに魚と酒を楽しんだ一夜。


参考 http://manoa.blog14.fc2.com/blog-entry-458.html