Willowroad2007-09-24

そろそろ人の記憶からも遠ざかりつつあるのかもしれないが、この間の台風9号のすさまじさを今日あらためて実感。
私にとっては貴重な多摩川河川敷の屋外運動場が再開したので今朝も早起きして出かける。従業員もプレーヤーも話題はもっぱら台風の凄まじさと残されたつめ痕。名物である渡し船の船着きのあたりは川の流れが完全に変わって(写真)景色が一変していた。流れが2本になっていた。
水かさはどのあたりまできていたのかと痕跡を探すとなんと人の背丈をはるかに超えた高さ。流されず残ったネットの上部にびっしり絡まった草や流木に驚く。多摩川堤防決壊も大げさではなかったのだ。たった一夜の雨でこんなに水があふれかえる日本の風土と、これと共存・闘ってきた人々のパワーを実感。屋外運動場はほとんどの設備が水没、流されてしまっていた。グリーンもすっかり色が変わっていた。にも関わらず短期間で営業再開にこぎつけた○急の皆さんにも多謝。
もうひとつエラかったのは船着場の鯉たち。あの濁流の中どこにいっていたのか全員(匹)元気に戻ってきて餌をねだっていたそうな。船頭さんいわく、「食べ物もらえる場所はちゃんと知っていて戻ってくるんですよ」