Willowroad2007-11-10

じとーっと霧雨の肌寒い日であったがこういうときこそなにかうまいものをいただきたいということで神楽坂に遠征。前から気になっていたお店2件を訪問。最初はイタリアンのala。これが大正解。小さな店だがいい店特有のセンスにあふれた空気。こいういうお店のお皿はとかく実質優先になりがちだが写真を見ていただいてもお分かりのようにたいへん繊細かつ創意のあとが。目でも楽しめる料理。ワインについても書かねばならない。これまたたいへんリーズナブル。うまいワインで料理を楽しんでもらいたいという意図すら感じるワインリスト。ハウスワインもタウラージをデキャンタ、グラスで供される。今なら一足早い新酒もある。(これは好みがあるだろうが)メニューの組み立ては3,980円のプリフィクスだがちゃんとカルトでもオーダーできサイドディッシュ(これがまたいい)もある。再訪必至。
alaでグラッパまでいただいた後ではあるが帰り道もう一軒、ワインバーのラ・キャバヌに立ち寄る。ここは本当に神楽坂らしい店。なにが神楽坂らしいというと神楽坂は実はプチ・フランス街。実際フランス人も多く住んでいる。ここのマスターと思しき方もフランス人。この夜は客の半分がフランス人(少なくともフランス語で会話していた)。ワインの供し方からチーズの品揃え、メニューなどもまんまフランス流。ブルゴーニュでエポワスなんてのを気軽にホントリラックスしていただける。これもいい店だ。