京都の一見さんお断りの文化というのはわたしのようなフツーのおっさんにはなかなかわからないし、全く縁もないのだが、そんな私にもそういった世界を垣間見せてくれるのが全日空の機内誌のエッセイ・京都の流儀。

http://www.ana.co.jp/anafan/magazine/backnumber_tsubasa/0804.html

ほぼ毎月、多い時は毎週のように全日空にのるので必ず定期購読?しているわけだが、そもそもこの雑誌とてもお金かかっていると思う。たいしたもんだ。私みたいに何度も乗る人を飽きさせないためか。

この書き手の徳力龍之介氏ってどのような方かまだ調べていないがほんとよくいろんなしきたりやプロトコールをご存じでわかりやすく「垣間見せて」くれる。
「旦那」、「お化け」、「番組」、「散財」、「お花」などなど。ま、こういった京都の遊びは日本の枠を超えて各国の元首クラスまで対象のおもてなし文化にまで昇華しているわけだが、近づけない者としては人、芸、仕出し、置屋といった制度、そしてさらには「をどり」といった京都あげてのシステムがどうやって成立しどうやって維持されているか本当に興味深い。これってある意味日本というエニグマ知ることかもしれない。