Willowroad2008-09-16

この3連休の前半2日は札幌郊外で屋外棒ふり運動+市内河川敷(豊平川)でのRUN。天気にも恵まれ快適に過ごすも帰りは全日空の例のトラブルの影響で1時間以上の遅れ、結局深夜帰宅となる。国際線でオーバーブッキングなどのトラブルを思えば大したことはない、若干の遅れくらい実害は無しと割り切る。
さて、下手の棒ふり運動の話題は忘れて夜のお楽しみの食事。今回は丸山エリアの「Miya-vie」(”雅”の心らしい)に繰り出す。土曜ということもあってかすいていたのが気になったがお皿が出始めるとシェフの工夫、繊細な技と北海道の初秋の青空のようにすっきりしたシャンパーニュ(Joel Falmet)で舞い上がりたちまち日常を忘れる。ずいぶんきめ細かいバランス(決して不安定さはない)のテイストと思いきや、日本ではかのサミット会場にもあるミシェルブラのご出身と伺う。築きあげてきたフレンチの「技」それも最新のものをしっかり感じる。好みは分かれるかもしれないが今の北海道の空気の下でいただきたいというテイストであった。
それにしても札幌、北海道のレストラン事情は確かに行くたびにその層の厚みが増していることを感じる。今回はホントお店選びに迷った。
ミシェルブラやコートドール、ひらまつ系のバエレンタルなどのトップフレンチの人脈を軸にこの地の食材を活かそうとするさまざまな関係者の熱意などがひとつのシナジーを作っているのだろう。