Willowroad2008-11-02

今回の米国出張先で前の会社で一緒に仕事をしたアメリカ人の同僚P氏とばったり会う。その後帰路の空港出発ロビーでもまた会い(すごい偶然のようだが同じ方向に飛ぶ米国内の便はそう多くいないので想定範囲)。しばし昔話に花が咲く。不思議なものでLinkedinとかで更新情報が来るので概ね何やっているのかは判るのでそんなにしばらくぶりという気もしない。

昔話の次はお定まりで「あいつは今何をしているの?」。「まだ同じ会社に彼はいるの」というような元同僚たちの消息について。共通の仲良しだったS氏が病気療養中(それも重いらしい)ので案じたり、いろんな会社に散って行ってそれぞれぞれ活躍していたり、あるいはそれっきり連絡もよこさない奴も多いとか本当にさまざま。

伺えばその頃のメンバーは概ね2/3は会社を変わっている様子(私自身がそうだ)。もちろん今は私と同じ会社に移ってまた同僚になっているのもいる。

P氏いわく、「RはいまXX社(ベンチャー)のVPだ、Sも○○社のDirectorだ、小さな会社に移った連中は肩書きは立派でうまくやっているという態度だけど実際はみなたいへんらしい」。いずこもこういった感覚は同じ。

考えてみるとP氏たちといっしょに仕事をしていたころから早10年近くがたっている。それぞれいろんな変化が起きているはあたりまえ。一生というのはこういった出会いと別れと再開を何度か繰り返すサイクルを経て終わって行くんだなあという思いをフロリダのすこーーんとした青空の下で思った。
おっと感傷に浸っている余裕はないんだ。新しいサイクルに踏み出さなければ